当店の取り組み

当店の取り組みについて、副代表 大久保に答えて貰いました。

当店の品選び・開拓はどのように行われているでしょう?

店長や各部門のバイヤーが月に一度、全国の展示会や商談会に足を運び、商品を開拓しております。気になった商品は実際に産地へ出向いて生産者さんやメーカーから直接話を伺うことで、その商品を深く理解し、お客様に対して自信を持って提案できるよう努めています。
また、地方の商談会へは「店の代表」として行きますので、バイヤーが自分の担当部門以外の商品についても説明を受けることが多く、自ずと色々な商品の商談に関わる機会も増えるので、食全般に関する幅広い知識を手に入れ、先を見据えた視点を持つ良いきっかけにもなっているようです。

仕入れの際に気をつけていること

当店の商品は、価格がリーズナブルな「梅の商品」、価格もこだわりも中クラスの「竹の商品」、こだわりが強く価格も高めな「松の商品」の3パターンに分かれるのですが、それぞれの需要は、意外とはっきりしています。
例えば青果物の中ではトマトやカボチャ、サツマイモといった商品は、生産者や栽培環境、品種によって味の差が出やすいため、「味」という視点でも幅広い需要があります。
ですから「梅の商品」としての需要もありますが、「竹」や「松」の商品としても十分に売れる可能性を秘めています。

当店の売場にはバイヤーの顔写真入りPOPがたっくさん! そのワケとは!?

バイヤーのオススメ&イチオシ商品は、推薦人の顔写真入りPOPを作ってご案内しております。

バイヤーが聞き込んできた作り手さんのこだわりや、その商品の他にはない特徴や個性、最も美味しくいただける調理方法など、「商品の価値」をPOPでお伝えすることで、少し値の張るものであっても納得してご購入いただけると思いますし、その商品を上手に活用し、美味しく召し上がっていただけるのではないかと思っております。

バイヤーの商品に対する惚れ込みぶりやアツい想いもPOPから伝わると思いますので、それも是非楽しんでご覧下さい。

当店の今後の展望は……

今後は「ローヤルよつや」というお店自体をよりブランド化させ、従業員の教育にも一層、力を入れてまいります。

スーパーはやはり「商品」と「人」で他店と差別化させるしかありません。だからこそ従業員には「人間力」はもちろん、商品知識を身につけていくことが何より大事だと思っております。

例えば生鮮品は、同じ商品であっても季節や産地によって味が全然変わってきます。知識のある人間が仕入れるのと、知識不足の人間が仕入れるのとでは商品のクオリティにかなりの差が生じてしまいます。

納得できる商品をご提供するために商品知識を増やすこと、更に今後は「お米マイスター」や「鮮魚士」といった様々な資格を取るよう指導し、お客様に資格の保有者が分かるよう掲示したいと思っております。
そうすることで、お客様は質問がしやすくなると思いますし、従業員は質問に答えられるよう更に勉強する意識が高まっていくはずです。